社会人2年目になりました!
1年目と比べて何をやるべきでしょう?
2年目でやるべきことを間違えると、3年目になった時にかなり苦労します。
2年目のうちにやるべきことを3ステップで紹介します!
社会人2年目にやるべきこととは?
右も左も分からなかった社会人1年目が終わり、2年目に突入。
「2年目社員って何が求められるの?」
「やるべきことが分からなくて不安、、、」
このように考える人は多いでしょう。
結論からいうと、2年目社員は「仕事に対して受動的ではなく、主体的に動くこと」が求められます。
社会人1年目の頃は、上司や先輩からのサポートを受けながら、必死に仕事を覚えたという方がほとんどでしょう。
しかし、2年目になれば仕事にも慣れ、一通りのことはできるようになっています。
これから先は、1年目のように半人前扱いをされることなく、一人前として主体的に仕事を進めていく必要があるのです。
いきなり主体的に動けって言われても、何していいか分からない、、、
自分もまさにそうでした。
そして、一年目と同じように先輩社員にあれこれ聞くと、こんな言葉が返ってきます。
もう新入社員じゃないんだから、自分で考えたら?
このような言葉は、2年目になれば一度は耳にする言葉です。
その時にあたふたしないためにも、ぜひ次に紹介する3つのステップを実践してみてください。
これから紹介する3つのステップを踏んでいくことで、社会人2年目時代を有意義に過ごすことができますよ。
ぜひ最後までお付き合いくださいね。
STEP① 現状認識を正確に持つ
最初のステップとして、まずは今の自分の現状を正しく認識する必要があります。
具体的にいうと、日々の仕事に対して「自分は何ができて、何ができないのか」を正しく認識してください。
・〇〇はできるけど、△△はできない
・△△は、サポートがないと不安
2年目になった時点で、仕事の基礎となる部分は完璧にこなせる状態にしておくのがベストです。
しかし、いま一度正しく現状認識をすることで、上記のような不安要素がでてくるはずです。
まずは、この不安要素をかたっぱしから潰してください。
これを怠ると、3年目以降になった時にかなり苦労します。
新入社員時代に学んだことは、どれも仕事の基礎となる部分が大半です。
「基礎をなくして応用なし」という言葉があるように、仕事の基礎はしっかり固めておく必要があるのです。
2年目社員の初期であれば、聞きにくいかもしれませんが、まだ上司や先輩に基礎部分をレクチャーしてもらうことはできます。
しかし、もし3年目以降になってから基礎を教わろうとしても、「いまさらそんなこと聞くな」と言われてしまうのがオチでしょう。
そうならないためにも、まずは基礎固めを完璧にしておく必要があるのです。
ここで大切なのは「もっとレベルの高い仕事をしたい」と焦らないこと。
仮に同期が自分よりレベルの高い仕事をしていたとしても、基礎固めが完璧になるまでは、「自分は自分」とわりきって無視してください。
基礎固めが終わり不安要素がなくなれば、いよいよ次のステップに移ります。
STEP② 基礎部分となる業務の効率化を考える
仕事の基礎部分が完璧にできたら、次にすることは「本当にこの仕事はこのやり方がベストか?」と考えることです。
「もっとこうしたらいいんじゃないか?」
「この部分はムダではないのか?」
同僚や先輩社員と相談しながら、提案をしてくのです。
仮に上司から提案を却下されたとしても、自分で改善策を考え、提案したことに意味があります。
提案することに対して、消極的にはなってはいけません。
業務の改善案を考えていること自体が、すでに受態的ではなく主体的に動けている証になるのです。
ステップ①で基礎固めを完璧にしておくといったのは、このためでもあります。
必要でない業務であれば、ムダを省き業務をスリム化すべきです。
そんなこと言われても、何も思い浮かばない、、、
そんなときは、まずは周囲の環境や人の動きをよく観察してみてください。
自分がホテルで支配人をしていたとき、2年目社員にこんなことを言われました。
コピー機の位置を変えてみたいのですが、、、
その2年目社員いわく、「毎日多くの人がコピー機を使うのに、そのコピー機の位置が遠くて、ムダな時間が発生している」とのこと。
すごく単純なことのようにも思えますが、自分はこの単純なことに気づきませんでした。
なぜなら、コピー機は上司である自分のデスクのすぐ近くに設置してあったため、不便を感じたことがなかったのです。
このように、上司という立場だからこそ気づかないこともあります。
また、新しい視点を持った社員だからこそ気付ける点もあります。
「現状の状態が本当にベストなのか?」
「この仕事はもっとスリム化できるのではないか?」
このような意識を持ち、実践してくことがステップ②です。
職場のあらゆる環境において「ムリ・ムダ・ムラ」がないかを探してみてください。
STEP③ 今よりレベルの高い仕事に挑戦する
新入社員の時代に与えられえる仕事というのは、基本的に10ある全体の中の1〜3程度にしか過ぎません。
ステップ③では、よりレベルの高い仕事に触れていくことが大切になります。
上司や先輩から「これやっといて」と指示されれば、その仕事をきちんと終わらせるのが新入社員の役割でした。
しかし、2年目にもなればその仕事は全体に対してほんの一部分だと認識できるはずです。
例えば、「〇〇についてのデータを過去2年分集めといて」という指示を受け、指示通りにデータを集めました。
ここまでは、新入社員ではよくある仕事です。
しかし、その資料が「取引先と商談するために使う資料」だったとします。
ということは、仕事の最終目的はデータを集めることではなく、「商談を成立させ、利益を上げること」ですよね。
「利益を上げること」が10だとしたら、「商談のための資料を準備する」という仕事は、10の内の一部分です。
2年目であれば、より高いレベルの仕事に挑戦し、「利益を上げる」という目的に貢献しなければなりません。
いまいちピンとこない、、、
では、国民的RPG「ドラゴンクエスト3」で例えてみましょう!
主人公のスタート地点である「アリアハン」がある大陸は、世界全体の中の一部分にしか過ぎません。
アリアハン周辺のスライムだけを倒していても、なかなかレベルアップはできませんよね。
レベルアップするためには、旅の扉(ワープ装置)を使って、より強敵が出現する「ロマリア」へ行く必要があるのです。
ドラクエ3の素晴らしい所は、ロマリアへ行くまでの間にゲームの基礎部分をマスターできるところです。
・「町で住民の話を聞く」
・「住民の話をもとに、ダンジョンを探索する」
・「準備不足だったため、ダンジョンのモンスターにやられる」
・「ダンジョンでやられないために、戦闘を繰り返して経験値とゴールドを得る」
・「経験値を貯めてレベルアップし、ゴールドを貯めてより強い武器や防具を買う」
・「ダンジョンをクリアして、次の目的地に行くためのアイテムをゲットする」
これでようやくアリアハンという基礎を終え、ロマリアという応用へ行くことできます。
ロマリアがある大陸は、アリアハンと比べとても広大です。
そこで初めてプレイヤーは「自分のいた場所は、世界のほんの一部にすぎないのか」と気づくのです。
(ドラクエ3が分からない人、ごめんなさい、、、)
仕事の全体を知るには、まず基礎が大事。
逆に言えば、基礎がしっかりできないと、
いつまでもアリアハンからは出れないってことですね!
序盤のスライムばかり倒しても強くならない。
成長するためには、先へ進み強敵と戦う必要がある。
これは仕事でも同じだよね!
ドラクエの話はこれくらいにして、まずはステップ②までをきちんと踏んでおきましょう。
ステップ②まで踏んでいれば、先輩や上司からの「信用」を得ているはずです。
「信用」を得ていれば、先輩や上司の方から「〇〇のプロジェクト、お前も参加することになったぞ!」と、きっと新しい挑戦をさせてくれるでしょう。
なぜなら、ステップ②の工程で「信用」の他にも「主体的に動ける」ことが、先輩や上司に伝わっているからです。
仮に先輩や上司から何も言われなくても「〇〇をやってみたいんですが」と意思を伝えれば、こころよく応じてくれるでしょう。
そうなれば、あとはレベルの高い仕事をこなしていくだけです。
ぜひ2年目に内に、このステップ③まではこなせるようにしておきましょう。
まとめ
ここまで社会人2年目が絶対にやるべきことを、3ステップで紹介してきました。
最後にもう一度内容をまとめます。
「2年目社員が絶対にやるべき3ステップ」
・ステップ① 現状認識を正しく持つ
・ステップ② 業務の効率化を図る
・ステップ③ レベルの高い仕事にチャレンジする
社会人2年目に求められることと、やるべき3ステップが分かりました!
私、いきなりロマリアへ行こうとしてました(笑)
それだとすぐ全滅します(笑)
この3ステップを正しく踏んでおけば、3年目になって焦ることはありません。
ぜひ実践してみてくださいね!