【ホテル】荷物預かりはチェックイン前やチェックアウト後にできる?

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tomoko
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ホテルの荷物預かりについて知りたいです!スーツケースが邪魔ですっ!

tomo
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そんなtomokoさんの疑問に答えるために、元ホテルマンがホテルの荷物預かりについて解説します!

「この記事をおすすめする人」

ホテルの荷物預かりについて知りたい人

「この記事を読んで分かること」

  • チェックイン前やチェックアウト後の荷物預かりについて分かります
  • 大手ホテルチェーンの荷物預かり対応が分かります

「結論」

チェックイン前やチェックアウト後の荷物預かりは、基本的に可能!

(一部例外ホテルあり)

「ホテルに荷物を預けるメリット」

  • 手ぶらで観光できる
  • コインロッカーを探さなくていい
  • 予約内容の再確認につながる(チェックイン前)

「ホテルに荷物を預けるデメリットや注意点」

  • 預けられるのは当日中のみ
  • 貴重品、生物、壊れ物は預けられない
  • 荷物の紛失や破損は保証の対象外
  • 繁忙期は制限がかかる場合がある

チェックイン前やチェックアウト後の荷物預かりはできる?

結論から言えば、チェックイン前やチェックアウト後にホテルへ荷物を預けることは可能です。

荷物を預けられる時間帯や種類などはホテルにより違いがありますが、基本的に宿泊利用であれば、荷物預かりできるホテルがほとんどです。

また荷物預かりの料金は無料のホテルが大半ですが、中には「1点につき300円」などの有料で預かるホテルも存在します。

重いスーツケースを引きながら、観光地を周るのは疲れるもの。チェックイン前やチェックアウト後にホテルに荷物を預ければ、手ぶらで気軽に観光できますよね。

tomoko
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それは助かります!でも実際にどうやって預ければいいんですか?

tomo
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荷物預かりの手続きはカンタンです!流れを解説しますね!

ホテルに荷物を預ける場合の流れ

ホテルに荷物を預ける場合の流れは、以下の通りです。

  1. ホテルのフロントに予約名を伝える
  2. 予約が確認できたら、荷物を預けたい旨を伝える
  3. 荷物の引換証などをスタッフから受け取る

基本は上記の流れでOKです。荷物を預ける際は必ず引換証などが渡されますので、無くさないように保管しておきましょう。

ちなみにベルスタッフがいるようなシティホテルであれば、基本的にベルスタッフが荷物を預かります。ビジネスホテルの場合は、フロントスタッフに伝えればOKです。

tomo
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「ベルスタッフって何?」という方は、下記の記事で詳しく解説しています

またチェックイン前に荷物を預けた場合、ホテルの客室ではなくロビーやバックヤード、クロークなどで預かります。

シティホテルやリゾートホテルなど、ベルスタッフがいるようなホテルであれば事前に客室へ荷物を入れてくれるケースもあります。

もし客室での荷物預かりを希望するのであれば、フロントへ可能かどうか聞いてみましょう。

ホテルに荷物を預けるメリット

ホテルに荷物を預けるメリットは、次の3つです。

  • 手ぶらで観光できる
  • コインロッカーを探さなくていい
  • 予約内容の再確認につながる(チェックイン前)

1つずつ解説しますね。

手ぶらで観光できる

ホテルに荷物を預けるメリットは、やはり何と言っても手ぶらで観光できることですね。

特に連泊で旅行する場合は手荷物も多くなりがちのため、ホテルに荷物を預けることで身軽に観光できます。

また旅行の定番のスーツケース(キャリーバッグ)は、観光地をゴロゴロ引いて歩くのには邪魔ですよね。

チェックイン前やチェックアウト後の荷物預かりサービスを有効に使い、手ぶらで気軽に観光しましょう!

コインロッカーを探さなくていい

ホテルに荷物を預けるメリットの2つ目は、コインロッカーを探さなくていいことですね。

ゴールデンウィークやお盆期間などは、駅のコインロッカーはすぐに満杯になります。そのため、コインロッカーを探してウロウロさまようことも。

ホテルに荷物を預ければ、コインロッカーを探し回る必要はありません。さらにコインロッカー代の節約にもつながりるため、一石二鳥です!

予約内容の再確認につながる(チェックイン前)

チェックイン前のケースにはなりますが、ホテルに荷物を預けることで予約の再確認にもつながります。

自分はホテル業界に10年以上いた人間ですが、経験から言わせてもらうと「ホテルの予約を間違える」宿泊客は意外に多いんです。

  • 宿泊日を間違える
  • 部屋タイプを間違える
  • ホテルそのものを間違える

上記のような理由でホテルの予約を間違えていた場合、最悪のケースだとホテルに宿泊できないことも。

tomoko
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満室だといずれも対応できませんね!

チェックイン前の荷物預かり時に予約の再確認を兼ねることで、もし予約内容が間違っていた場合でも対処できる可能性があります。

特に予約日や部屋タイプ(喫煙者が禁煙ルームを予約など)の間違いは結構あります。チェックイン前に荷物を預けることで、最悪の事態を防げるかもしれません。

ホテルに荷物を預けるデメリットや注意点

ホテルに荷物を預けるのは便利な一方で、少なからずデメリットや注意点も存在します。

ホテルに荷物を預ける際のデメリットや注意点は、次の4つです。

  • 預けられるのは当日中のみ
  • 貴重品、生物、壊れ物は預けられない
  • 荷物の紛失や破損は保証の対象外
  • 繁忙期は制限がかかる場合がある

それぞれ詳しく解説します。

預けられるのは当日中のみ

ホテルに荷物を預けられる時間は、基本的に当日中のみです。チェックアウト時にホテルに荷物を預けた場合は、当日中に引き取る必要があります。

チェックイン当日の場合なら、チェックイン時に部屋のキーと一緒に預けた荷物も受け取るのが基本です。

ただし長期連泊などで滞在する場合は、滞在中に限りクロークやバックヤードで荷物を預かってくれる場合があります。

「荷物が多く部屋に入らない」などといった事情があれば、ホテルへ相談してみましょう。

また荷物の預かり場所については、シティホテルならクローク、ビジネスホテルならバックヤードなどで預かります。

貴重品や生物、壊れ物は預けられない

貴重品や生物、壊れ物などは基本的にホテルには預けられません。

ただし貴重品の場合は、「貴重品預かりサービス」を別で実施しているホテルもあります。部屋に金庫がないホテルでは、よく見受けられるケースです。

また生物については、「誕生日のサプライズでケーキを預かって欲しい」などの特別な事情がある場合に限り、特例で預かってくれることもあります。

壊れ物(高価な壺など)については、預かってくれるホテルは基本的にないと考えておきましょう。

荷物の紛失や破損は保証の対象外

ホテルへ預けた荷物が紛失や破損した場合、原則としてホテル側が荷物を保証することはありません。

多くのホテルでは「荷物の紛失や破損につきましては、一切の責任を負いかねます」といった文言が、ホームページなどに記載されています。

ただし「お客様の目の前でホテルスタッフがカメラを落とした」など、明らかにホテルスタッフの過失が原因で荷物が破損した場合は、保証の対象となる可能性が高いでしょう。

繁忙期は制限がかかる場合がある

ゴールデンウィークやお盆休みなどの繁忙期は、荷物の預かり個数に制限がかかる場合があります。

自分は駅から徒歩1分の大型ホテルで勤務した経験がありますが、立地のせいか荷物を預けて観光に行く宿泊客が多く、繁忙期にはAmazonの倉庫並の荷物を管理していました(泣)。

自分の勤務していたホテルでは荷物の制限は設けていませんでしたが、ホテルによっては「お一人に付き1点まで」といった個数の制限を設ける場合があります。

荷物預かりは、あくまでもホテル側の善意で実施しているサービスです。状況によっては制限がかかる可能性があることも理解しておきましょう。

大手ホテルチェーンの荷物預かりについて

大手ホテルチェーンの荷物預かりについて、情報をまとめました。ぜひ旅行前の参考にしてみてください。

ちなみに内容は記事執筆時点(2022年10月時点)の情報にもとづいて記載しています。またチェーンホテルであっても、ホテルによっては多少ルールが変わることもあります。

最新の情報については、宿泊先のホームページなどで確認してくださいね。

アパホテルの荷物預かりについて

アパホテルの荷物預かりについては、下記の通りです。

1階フロントカウンターにてお預かりしております。

お預かり期限は当日中とさせていただいております。

貴重品、壊れ物、精密機器等はお預かり致しかねますのでご了承くださいませ。

引用元:https://www.apahotel.com/resort/ryogokueki/faq/

スーパーホテル荷物預かりについて

スーパーホテルの荷物預かりについては、以下の通りです。

当館ではチェックイン当日の荷物預りとチェックアウト日の終日にて

荷物預りを行っております。ご希望でございましたら当館1階のフロントまで

お越しくださいませ。なお、チェックイン、チェックアウト日以外での

お荷物のお預かりは原則お断りさせていただいておりますので

ご了承くださいませ。

引用元:https://www.jalan.net/yad357492/qa/0004878140.html

ルートインホテルズの荷物預かりについて

ルートインホテルズの荷物預かりについては、以下の通りです。

ご宿泊のお客様のお荷物は無料でお預かりしております。

チェックイン日は時間を問わず、朝早くからでもフロントにてお荷物のお預かりが可能です。

なお、当方でお部屋へのお荷物移動は致しておりませんので、ご了承下さい。

チェックアウト日は当日の17:00までお預かり可能でございます。

引用元:https://www.jalan.net/yad326777/qa/0004599671.html

ドーミーインの荷物預かりについて

ドーミーインの荷物預かりについては、以下の通りです。

Q:チェックイン前に荷物を預かってもらえますか?

Aお預かり致します。

壊れやすいもの、貴重品はお預りしかねますので、お客様ご自身で保管ください。

荷物の紛失及び破損について当社ホテルでは責任を負いかねます。あらかじめご了承ください。

Q:チェックアウト後に周辺を観光したいので、荷物を預かってもらえますか?

A:お預かり致します。

当日の23:00までにお引き取りいただく必要がございます。

壊れやすいもの、貴重品はお預りしかねますので、お客様ご自身で保管ください。

荷物の紛失及び破損について当社ホテルでは責任を負いかねます。あらかじめご了承ください。

引用元:https://www.hotespa.net/dormyinn/guide/faq.html

東横インの荷物預かりについて

東横インの荷物預かりについては、以下の通りです。

チェックイン前は当日の朝からお荷物のお預けが可能です。ただし、状況により対応できないこともございますので、事前にホテルにご相談ください。チェックアウト後はお荷物のお預かりはできません。

貴重品や常温保存ができないものについてはお預かりできません。

引用元:https://www.toyoko-inn.com/support/faq/hotel?lcl_id=ja

チェックアウト後の荷物預かりができない点は、要注意ですね。

リッチモンドホテルの荷物預かりについて

リッチモンドホテルの荷物預かりについては、以下の通りです。

★チェックイン前のお預かり

 宿泊日当日、チェックイン前でもお荷物をお預けいただけます。

 重い荷物はホテルに置いてお出かけいただけます♪

★チェックアウト後のお預かり

 チェックアウト後も、お荷物をお預けいただけます。

 当日中にピックアップをお願いいたします♪

引用元:https://richmondhotel.jp/mejiro/blog/30560

まとめ

ホテル宿泊時の荷物預かりについて、荷物預かりの有無や預ける際の流れ、メリットやデメリット、大手ホテルチェーン毎のルールなどを紹介してきました。

最後にもう一度、内容をまとめます。

「結論」

チェックイン前やチェックアウト後の荷物預かりは、基本的に可能!

(一部例外ホテルあり)

「ホテルに荷物を預けるメリット」

  • 手ぶらで観光できる
  • コインロッカーを探さなくていい
  • 予約内容の再確認につながる(チェックイン前)

「ホテルに荷物を預けるデメリットや注意点」

  • 預けられるのは当日中のみ
  • 貴重品、生物、壊れ物は預けられない
  • 荷物の紛失や破損は保証の対象外
  • 繁忙期は制限がかかる場合がある
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今回も最後までブログをお読みいただき、ありがとうございますっ!