ホテルで眠れない時ってありますよね…
どうしたらいいでしょう?
そんなtomokoさんのために、元ホテルマンの自分が
ホテルで眠れない時の対処法を紹介しますね!
ホテルで眠れない!原因は何?
「明日早いのに眠れない!」
「寝ようと意識すると余計に眠れない!」
ホテルや旅館に泊まった際に、なかなか寝付けなくて困ったことはありませんか。
自宅ならスムーズに寝付けるのに、ホテルや旅館だと何故か寝付けない。
その原因は、主に5つあります。
・環境が違うから
・枕が違うから
・部屋が乾燥しているから
・騒音が気になるから
・光が気になるから
ホテルや旅館でも自宅と変わらずに眠るためには、まず眠れない原因を知る必要があります。
では、それぞれ詳しく解説しますね!
環境が違うから
ホテルで眠れない原因の1つ目は、環境が違うためです。
いつもと環境が違うと眠れないという方は、実は一定数います。
「センシティブ・スリーパー」や「HSP」など、他人よりも繊細で敏感な気質も持つ方は、光や音、香りといったものに対して特に敏感です。
ホテルや旅館などいつもと違う環境に置かれることで神経が過敏になり、その結果なかなか寝付けないという事態に陥ります。
枕が違うから
ホテルで眠れない原因の2つ目は、枕が違うためです。
枕の感触や匂い、高さや角度などが変わると眠れない場合があります。
枕は頭重により負荷がかかる首や肩に代わって、睡眠時に頭を支えるために必要なものです。枕できちんと頭を支えきれていないと、肩こりや疲労につながり寝覚めが悪くなることも。
部屋が乾燥しているから
ホテルで眠れない原因の3つ目は、部屋が乾燥しているためです。
ホテルの客室は空気が乾燥していることが多く、乾燥が原因で喉に違和感を感じる場合があります。
喉の乾燥が原因で咳が出てしまうと、安眠するのが難しくなります。
騒音が気になるから
ホテルで眠れない原因の4つ目は、騒音が気になるからです。
自室での騒音が気になる場合は、まず騒音となる原因が何なのか探りましょう。
冷蔵庫やユニットバスの換気扇など、ホテルの客室には騒音の原因となるものが複数あります。
また自室ではなく、隣室や上下階から騒音が響くこともあるでしょう。
特にファミリー層が多く宿泊するようなホテルの場合は、上階の子どもの足音が原因で眠れない可能性があります。
光が気になるから
ホテルで眠れない原因の5つ目は、光が気になるためです。
ネオンの明かりや太陽光など、窓から差し込む光が気になって眠れないケースもあります。
客室のカーテンが遮光カーテンでない場合は、カーテンを閉めても完全に光を遮断できないため、眠れない恐れがあります。
ホテルで眠れない!すぐに試せる対処法5選
ホテルで眠れない時に、すぐに試せる対処法を5つ紹介します。
・いつもと同じ環境を再現してみる
・枕の交換や高さを変えてみる
・加湿器を使う
・ルームチェンジする
・アイマスクを使う
それぞれ詳しく解説しますね。
いつもと同じ環境を再現してみる
ホテルで眠れない時に、すぐに試せる対処法の1つ目は「いつもと同じ環境を再現してみる」ことです。
ホテルの客室を自宅と同じ環境に近づけることで、眠れる場合があります。
例えば、いつも自宅で聴いている音楽をBGMとして客室で流すだけでも効果はあるでしょう。
またBGMだけではなく、アロマオイルなどの香りで心をリラックスさせるのもおすすめですよ。
枕を変えてみる
ホテルで眠れない時に、すぐに試せる対処法の2つ目は「枕を変えてみる」ことです。
羽毛枕やそば枕など、ホテルによっては複数の枕を用意しています。枕を交換することで首の違和感がなくなり、眠りにつながる場合があります。
もし枕の交換ができなければ、バスタオルなどを使って枕の高さを調節しましょう。
首や肩に負担がかからないように高さを調節することで、安眠につながります。
加湿器を使う
ホテルで眠れない時に、すぐに試せる対処法の3つ目は「加湿器」を使うことです。
ホテルの客室は自宅よりも乾燥していることが多いため、乾燥が原因で喉が痛くなり眠れなくなる場合があります。
もし客室に加湿器がない場合でも、フロントへ連絡すれば貸してくれることがほとんどです。
ルームチェンジする
ホテルで眠れない時に、すぐに試せる対処法の4つ目は「ルームチェンジする」ことです。
客室の騒音が気になって眠れない場合、まず思いつくのが耳栓の利用ですよね。
ただし耳栓を利用した場合、目覚ましのアラーム音が聞こえにくくなることで寝坊する可能性があります。
また耳栓をつけることで違和感を感じ、眠れないこともあるでしょう。
そんな時は、思い切って部屋を変えてみるのもオススメです。フロントへ連絡すれば、部屋を変えてくれる(ルームチェンジ)可能性があります。
騒音が原因のルームチェンジの場合は、ホテル側も宿泊客の負担とならないように、極力近くの部屋を用意してくれます。
また荷物の移動を手伝ってくれたり、場合によっては交換先の部屋と2部屋使えるようにしてくれることもあるでしょう。
ホテルは宿泊客に「安眠」を提供する場所なので、騒音などのトラブルに対しては速やかに対応してくれます。
部屋の移動は面倒かもしれませんが、ホテル側も負担にならないように配慮してくれるため、我慢できない場合は遠慮なく申し出てみましょう。
アイマスクを使う
ホテルで眠れない時に、すぐに試せる対処法の4つ目は「ルームチェンジする」ことです。
ホテルによっては「安眠セット」などと称し、アイマスクと耳栓の貸出をしていることもあります。
窓からのネオンや日差しが気になって眠れない場合は、フロントへ連絡してアイマスクがないか確認してみましょう。
また宿泊先で眠れなくなった時のために、普段から旅行の際には「アイマスク」と「耳栓」を持ち歩くのもおすすめですよ。
ホテルで眠れない時のQ&A
ホテルでの睡眠について、よくあるQ&Aを紹介します。
ホテルマン時代の経験をもとに、よくあるケースのものだけを厳選して紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
Q:隣室のいびきがうるさくて眠れません
隣室のいびきがうるさくて眠れない場合、できることは2つです。
・耳栓を使う
・部屋を変える
もしかしたら、いびきで迷惑している方が部屋を変えることに納得いかない方もいるかもしれません。
しかしながらいびきによる騒音の場合、いびきを出している本人は悪気があってしている訳ではありません。
またホテル側から熟睡している宿泊客を起こし、「いびきがうるさいです!」と注意する訳にもいきませんよね。
ホテル側が宿泊客を起こしていいのは、基本的に火災などの緊急時のみです。
いびきによる騒音は、ある意味「不可抗力」のため、残念ながら耳栓をするか部屋を変えるかしか対処法がありません。
Q:ユニットバスにお湯を貯めて加湿器の代わりにしてもいい?
結論から言うと、加湿器代わりにユニットバスにお湯を貯めても問題ありません。
ただし、必ずユニットバスのドアは閉めた状態でお湯を貯めましょう。湯気が原因で、客室の火災報知器が作動する恐れがあるためです。
また湿度の高い空気が浴室周りに固まらないように、換気扇もつけておくと効果的です。
まとめ
ここまで、ホテルで眠れない時の原因と対処法について解説してきました。
最後にもう一度、内容をまとめます。
今回もブログをお読みいただき、ありがとうございます!