ホテルのアメニティは持ち帰りできる?判断の基準を元ホテルマンが解説

ホテル
tomoko
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ホテルのアメニティってどこまで持ち帰りできるんですか?

tomo
tomo

元ホテルマンの自分が、ホテルのアメニティ持ち帰りについて解説します!

〜この記事をおすすめする人〜

ホテルのアメニティについて、持ち帰りできる種類や基準を知りたい人

〜この記事を読んでわかること〜

持ち帰りできるアメニティの種類と基準がわかります

〜結論〜

持ち帰りできるアメニティと持ち帰りできないアメニティは、下記の通り。

主なアメニティ・備品持ち帰り
歯ブラシ・歯磨き粉
シャンプー・コンディショナー△(個包装なら◯)
ボディスポンジ
ボディソープ・石けん△(個包装なら◯)
シャワーキャップ・ヘアゴム
綿棒・コットン
カミソリ
ヘアブラシ
バスローブ・浴衣
フェイスタオル・バスタオル
バスマット
トイレットペーパー
スリッパ△(使い捨てなら◯)
お茶・コーヒー
お茶菓子
コップ△(紙コップなら◯)
ドライヤー
消臭スプレー
靴べら

基本的に再利用できない個包装(使い捨て)のアメニティであれば、持ち帰りできる

ホテルのアメニティは持ち帰りできる?OK&NGを解説

ホテルのアメニティは、ホテルごと多少の違いはあるものの、一般的には下記のように持ち帰りの有無が区別されています。

・持ち帰りできるもの

歯ブラシ、ボディソープ/コンディショナー(個包装のもの)、シャワーキャップ/ヘアゴム・カミソリ・ヘアブラシ・スリッパ(個包装のもの)・お茶/コーヒー/茶菓子など

・持ち帰りできないもの

フェイスタオル/バスタオル・バスローブ/浴衣・バスマット・トイレットペーパー・ドライヤー・トイレットペーパーなど

tomoko
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トイレットペーパーも持ち帰りできないんですね!

tomo
tomo

トイレットペーパーは次の宿泊客も再利用するため、持ち帰りできません

では、ホテルのアメニティは具体的に持ち帰りの基準は存在しているのでしょうか?

ホテルのアメニティが持ち帰りできる基準について、次項で解説します。

アメニティを持ち帰りできる基準

アメニティを持ち帰りできる基準は、以下の通りです。

・個包装(使い捨て)のもの→持ち帰りできる

・次の宿泊客が再利用するもの→持ち帰りできない

個包装のアメニティは、使い捨てでの使用を想定して設置されています。次の宿泊客には新たな個包装のアメニティを設置するため、持ち帰りできます。

一方、バスタオルなどのタオル類、浴衣やバスローブといった部屋着は、クリーニングして繰り返し使用します。

つまり使い捨てではないため、持ち帰りはできません。

またトイレットペーパーについては、近年では環境保護の観点から最後までの使い切りをルール化しているホテルがほとんどです。

紙がなくなるまで再利用して使うため、持ち帰りできません。

再利用しない使い捨てのアメニティは持ち帰りOK、そうでないものはNGと覚えておきましょう。

持ち帰りNGのアメニティや備品を持ち帰るとどうなる?

持ち帰りNGのアメニティや備品を持ち帰った場合、ホテルから確認の連絡が入るケースもあります。

実際に自分もホテルマン時代に、ドライヤーを持ち帰った宿泊客に対して連絡した経験があります。

なお、ホテルの備品の持ち帰りは、窃盗罪に該当し得る行為です。場合によっては、ホテル側に賠償請求をされる可能性もあります。

もし誤って持ち帰りNGのアメニティや備品などを持ち帰ってしまった場合は、すぐにホテルへ連絡して指示に従いましょう。

海外ホテルのアメニティはどうなる?

海外ホテルのアメニティについても、基本的には国内ホテルと同様の基準です。再利用できない使い捨てのアメニティであれば、持ち帰っても問題ありません。

ただし海外ホテルの場合、国内ホテルと比べてアメニティの数が少ないケースもよくあります。

海外ホテルを利用する際には、事前にアメニティの種類をホテル側に確認するか、使い慣れたものを持参すると良いでしょう。

主な国内ホテルチェーン別の対応

最後に、主な国内ホテルチェーン別のアメニティ持ち帰り対応を紹介します。

なお、掲載した情報は2023年4月時点のものです。最新の情報については、直接ホテル側に確認してください。

また同じチェーンホテルであっても、ホテルによってアメニティの種類が異なるケースもあるので注意しましょう。

では、主な国内ホテルチェーン別のアメニティを紹介します。

アパホテル

アパホテルのアメニティ対応は、下記の通りです。

Q:アメニティは何がありますか

A:お部屋に設置してるアメニティは、歯ブラシ、ヘアゴム、綿棒、くし、シェーバー、シャワーキャップ、コットン、ボディタオル、バスタオルでございます。※タオル類のお持ち帰りはご遠慮ください。

https://www.apahotel.com/hotel/kyushu-okinawa/okinawa/naha/faq/category/?cid=10

またアパホテルでは上記のアメニティ以外にも、コーヒー、ひげそり、綿棒などのアメニティが用意されています。

個人的にはアパホテルの歯ブラシはクオリティが高いので、持ち帰って使うのもアリだと思っています!(笑)

アメニティの詳細については、アパホテルの公式サイトをご確認ください。

ルートインホテルズ

ルートインホテルズのアメニティ対応は、下記の通りです。

お部屋には

・タオル(フェイスタオル、バスタオル) ・甚平(寝巻き) ・スリッパ ・緑茶 ・コップ

・歯ブラシ ・くし ・綿棒 ・ボディスポンジ ・カミソリ

・シャンプー、コンディショナー、ボディソープ

・ポット ・冷蔵庫 ・テレビ ・ドライヤー ・空気清浄機(加湿機能付き) ・エアコン

以上を備え付けております。

また、ズボンプレッサーやアイロンの貸出もございます。

ご希望のお客様はお申し付け下さい。

https://www.jalan.net/yad319512/qa/0003762524.html

ルートインホテルズは、「ホテルルートイン」「ルートイングランディア」といった複数のホテルブランドを展開しています。

また、掲載しているアメニティ情報は、「ホテルルートイン」についてのものです。

各ホテルブランド別のアメニティについては、ルートインホテルズの公式サイトをご確認ください。

ドーミーイン

ドーミーインのアメニティ対応は、下記の通りです。

下記アメニティ類はフロント専用ブースにてご用意しております。

・お茶セット

・歯ブラシ

・ヒゲソリ

・ヘアブラシ

・綿棒

https://www.hotespa.net/hotels/kyoto/room/

ドーミーインのアメニティは、「アメニティバイキング」と称し、フロントの専用ブースから必要なアメニティを取っていくスタイルになっています。

なお、バスタオルやフェイスタオル、シャンプーやリンスといった備品は客室に設置されています。
詳しい情報については、ドーミーインの公式サイトをご確認ください。

ホテルリブマックス

ホテルリブマックスのアメニティは、下記のようにホテルブランド別にアメニティの種類が分類されています。

https://www.hotel-livemax.com/brand/

コーヒーセットやコットンセットなどの一部のアメニティは「リブマックスプレミアム」のブランドのみ設置となります。

詳しいアメニティや備品情報については、ホテルリブマックス公式サイトをご確認ください。

まとめ

ここまでホテル設置のアメニティについて、持ち帰りできる種類や基準などを解説してきました。

最後にもう一度、内容をまとめます。

・持ち帰りできるもの

歯ブラシ、ボディソープ/コンディショナー(個包装のもの)、シャワーキャップ/ヘアゴム・カミソリ・ヘアブラシ・スリッパ(個包装のもの)・お茶/コーヒー/茶菓子など

・持ち帰りできないもの

フェイスタオル/バスタオル・バスローブ/浴衣・バスマット・トイレットペーパー・ドライヤー・トイレットペーパーなど

・個包装(使い捨て)のアメニティ→持ち帰りできる

・次の宿泊客も再利用するアメニティや備品→持ち帰りできない

tomo
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今回も最後までブログをお読みいただき、ありがとうございます!